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2010年1月17日 (日)

勝間和代 VS 香山リカ

『勝間さん、努力で幸せになれますか』(朝日新聞出版)という本は、「便乗企画」の匂いが紛々である。ただそういった「見え透いた手法」は、対談を読むかぎり、香山リカサイドの方に濃厚である。だいたい、「勝間和代にならない生き方」というのは、本人が言うところに従えば、「編集者の案」らしい。つまり、「反勝間」というのは、なにも本人の「アイディア」(?)ではなく、編集者が、「対立させたら面白い」と思って考え出したものらしい。本人は、どうも、なんの問題意識もなく、ただ、「精神科医」という「特権」(?)のみで著述界をテキトーに泳いでいるようだ。メディアは、こういう「お墨付き」に未だ頼っている……から、「お仕事」もそれなりにある。私は、この人の発言で、「なるほど、するどい!」なんて、思ったこと、全然ないですから。

 本対談の発言からわかることは、香山リカというのは、自分でも申告している通り、ゲーム好きなダルな人間らしい。それは、一種の韜晦かもしれないけど、この人の場合、どうもその韜晦が、「現実」になってしまっている(笑)。「下流になっていくダメな自分」というような表現で、勝間の「上昇志向」を皮肉ったつもりかもしれないけど、それも皮肉にはならず、どうも「現実」になっていくような気がします(笑)。香山リカは、「精神科医」かもしれないけど、最近の脳に関する本は全然読んでないようで、どういう脳に関する本を読んでも、脳はそのように動いていくようです。

 だいたい、「本名+眼鏡なし」正論正攻法で勝負の勝間と、「筆名+眼鏡」で斜に構えた態度の香山では、ものごとに対するスタンスが違いすぎ、勝負にならず。というか、この「勝負」は、勝間の「勝」ち、でしょう。

 本書は、「皮肉にも」、香山リカの胡散臭さを露呈してしまっただけ……のようでした>香山担当編集サン!

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 「お写真」は、パリの凱旋門前にて(2009年12月)


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