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2012年1月

2012年1月26日 (木)

『マネーボール』──今度こそブラピにオスカー取らせたい

『マネーボール』(ベネット・ミラー監督)

 メジャーリーグスカウトの地味かつ男っぽい映画である。スポーツも勉強もできる高校生が、アイビーリーグの大学にも推薦で行けるし、メジャーリーグからも、高額の契約金を提示したスカウトがくる。アイビーかメジャーか。両親はまっとうな人々で、べつに金には目が眩んでいない。「選ぶのは、おまえ自身だ」と言ってくれる。しかし、18やそこらで、人生選べるだろうか。若き主人公はメジャーを選んで、莫大な金とスターの地位とを得る──。けれども、人生はそう単純ではない。思わぬ「ワナ」が待ち受けている。べつに作為的に作られた罠ではない。だいたいが、そういうものなのよ、人生ってという程度のものである。
 しかして、主人公の成績はふるわず、地位は凋落していき、せめてメンツを保てるコーチになっては? という声も聞く。しかし主人公はスカウトマンになる。さて、ここからが、この映画の見所である。堕ちた男の最後のガッツと誇りをブラピが魅せる。こういう、なんか、つまらない俳優がやると、かぎりなく薄汚れてしまう役を、ブラピがやると、二枚目を演じている時より光るのである。
 今、オスカーの主演男優賞にノミネートされているが、ぜひ、取らせたいものである。

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「お写真」は、「わん太のこども時代」。

Wanta2


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2012年1月12日 (木)

『クラウド「超」仕事法』──Macユーザーから見ると「今更」の本

『クラウド「超」仕事法』(野口悠紀雄著、講談社、2011年11月刊)

 野口氏がご自分の常に最先端の仕事方法を試され、それを納得のいく形で太っ腹に公開されていることには敬意を払っている。
また、氏の文章展開は説得力があるので、まだ試用段階にあるものでも、氏が本を出せば、必ず買うようにしている。
しかし、今回は、やや失望した。
 クラウドは、Macユーザーなら、Mobilemeの昔から、かなり使われていたし、私自身も、途中で書いた文章をiDiscに上げ、べつの場所で開いて、ということは、数年前からしていた。さらに、iCloudになってからは、それは、たとえば、「宛名職人」といった葉書作成ソフトの住所録さえ、iPadに自然に移行されている。Kindleのアカウントさえあれば、ipadで読める。私は、iPhoneは持っていない。アプリ、使用法など、ほとんどiPadと同じだが、気軽に持ち歩けるという利点がiPhoneには、あるが、いかんせん、数々あるすぐれたアプリを使いこなすには、画面が小さすぎる。
 Widowsパソコンを使っても、DropBoxだの、Evernoteで、Cloudは可能だが、Macユーザーのシームレスさには及ばない。
氏は、Macにはよいエディタがないと書かれているが、Lightway Textといった、すばらしいエディタが存在する。これは、iPad版、iPhone版もあり、Pagesなどより、はるかに使い心地がよい。
 野口氏が賞賛してやまないGMailであるが、フリーメールであるのが気になるところである。フリーであるからには、なんの保証もない。ある日ごっそり消えていても文句は言えまい。そういう意味では、やはり複数の場所に書類等を保存するのが安心だと思う。

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「お写真」は、iPadの、カード作成アプリで制作した「お年賀」です。ことちもよろちく。

Greedingcards2


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