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2012年10月10日 (水)

『読書の技法』──リテラシーを磨け!

『読書の技法』(佐藤優著、東洋経済新報社、2012年7月刊)

 複雑化かつ庶民化もした現代社会では、高度な機器を使いこなしたり、高度な情報にアクセスすることも容易になったし、またそうでもしなければ、自分の望むような成功も覚束ない。たとえば、おととい(2012/10/8)、山中伸弥京大教授が、iPS細胞の作製によって、ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まったが、これだって、生物の基礎がなければ、いくら新聞に解説が書いてあっても、どういうことなのか、さっぱりわからない。関係ない分野だと思っているわけにはいかない。現代は、最低限のリテラシー(ものごとを理解できる能力)がなければ、政治に対する意志を表明することすらできない。テレビで、だれそれが言っていたから、と、真偽のほども疑わしいもののいいなりになるしかない。

 世に勉強本は溢れているが、ちょっと前は、資格試験突破など、すでにある社会の枠のなかで成功するためにはどうするかの、指南本だった。しかも、その勉強内容も、本書ほど、具体的かつ良心的でもなかった。なるほど、本書の著者、佐藤優は、口調も風貌もアクが強く、とっつきにくいし、嗜好の偏りもあるが、大変まっとうである。おそらく、氏のようなやり方に従って勉強(それは、すなわち、「読書」である)し続けることが、「舐められない日本人」になる道でもあるように思われる。

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「お写真」は、10/8夜、街でもらった読売号外をスタバで撮影。

Img_0421

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