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2014年6月 4日 (水)

三島由紀夫の短編『中世に於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜粋』

Facebookである方が三島由紀夫の短編、「中世の於ける一殺人常習者の遺せる哲学的日記の抜粋」について言及されていたので、昔読んだのを思い出して、取り出してみた。その方は、この短編を、自薦短編集で読まれたようですが、私は、橋本治編の「日本幻想文学集成」『三島由紀夫』(国書刊行会)で出会った。

だいたい私は、「400字詰め枚数出し症候群」なので、400字詰めでは何枚くらいなのか、枚数を出して、そこに書き込んである。本短編は、23枚程度。「感想」もいっしょにそこに書き込んであった。

「こういうタイトルをつければなんでも小説にできる」(笑)。

そして、編者の橋本治の解説。

「三島由紀夫の小説を読むと、その説明の多さに気がつく。三島由紀夫は装飾過剰の人だとはよくいわれることだが、今改めてこれを読むと、装飾より説明の多さの方が目につく──『よくこれだけ説明する事柄があったものだ』と。三島由紀夫は、まだ説明というものが必要で可能だった時代の作家なのだ。そして、三島由紀夫の生きていた時代には、そのことがまったくといっていいほど理解されなかったのだと思う」……

橋本治の作家分析のすべてを評価するものではないが、こと三島由紀夫に関しては、かなりイイ線をついているのではないかと思う。

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