« 『その女アレックス』(Kindle版)──スジだけでできた小説(★★) | トップページ | 『ジャッジ 裁かれる判事』──題名とはうらはらの癒やされる映画(★★★★★)(ネタばれ注意) »

2015年2月 3日 (火)

イスラーム

「私たちはイスラム教のことをほとんど知らない」というコメントをどこかで目にしましたが、それは、「自分は」ということでしょう(笑)。井筒俊彦の著作に親しんだものなら、イスラム教、あるいは、イスラームについて、多少なりとも知識はあると思います。
それで重要なのは、イスラム教の原典である「コーラン」は、いかにようにも解釈可能だということです。その解釈の違いが、さまざまな「宗派」を生み、その宗派がまた枝分かれし、それにさまざまな民族や個人、地域の事情などがからんでくるのですから、とても、「イラン大使館にあった最高指導者ハメネイ師のメッセージ」を読んでわかるくらいのものではないのです(イランはシーア派の国で、「イスラム国」はスンニ派。シーア派は、イラン以外の国では、貧しく虐げられている層が多い。ちなみに、イランへ行って、シーア派の寺院には一般旅行者でも「宿泊可」のようです(笑))。
どんな宗教でもそうですが、一枚岩でもなく、一筋縄でもいかないのです。それに政治などが絡めばなおさらです。
ついでに言えば、イランは、イラン映画を見ればわかるとおり、生活様式は欧米化された、洗練された国で、犯罪者の公開処刑が日常的に行われているサウジアラビア(さすがに、ネットでの公開はしていない(笑)。)や、「イスラム国」に占領されているシリア、イラクといっしょくたにしてしまうのは、見当違いも甚だしい。

« 『その女アレックス』(Kindle版)──スジだけでできた小説(★★) | トップページ | 『ジャッジ 裁かれる判事』──題名とはうらはらの癒やされる映画(★★★★★)(ネタばれ注意) »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: イスラーム:

« 『その女アレックス』(Kindle版)──スジだけでできた小説(★★) | トップページ | 『ジャッジ 裁かれる判事』──題名とはうらはらの癒やされる映画(★★★★★)(ネタばれ注意) »

最近のトラックバック

無料ブログはココログ
2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
フォト